自宅で使える雨量計を購入するメリットとデメリット

雨の量を計測する雨量計には、貯水型雨量計と転倒ます型雨量計の2種類があります。貯水型は、降った雨がタンク内に溜まることで、タンク内に置かれている浮によってペンが動いて記録されるシステムとなっています。1mm以下という降雨量でも測定が可能な点、電気を使用していないので停電に配慮しなくて良いというメリットがあります。しかし、装置が大き目で扱いにくいというデメリットがあります。転倒ます型は、転倒ますに1mm程の雨が降ると水の重さを感知し、電気信号によって記録されるシステムとなっています。装置が小さくて使いやすく、電気管理のためインターネットなどによる統計を簡単にできるメリットがあります。しかし、少ない降雨量に対応できないことや、停電時に使用できないデメリットがあります。

雨量計を自宅で使うときの注意点

雨の量を測る雨量計は、約20㎝の円柱型の形をしています。雨量計を設置するにはある一定の基準が設定されており、まず、高い建物や木から離して設置する必要があります。何故なら、高い建物や木の側に設置してしまうと、風が乱れて雨量計に雨がうまく入らないからです。その他にも、葉っぱや花びらが雨量計に詰まることで正確に測量できなくなってしまいます。もし近くに高い建物や木がある場合は、その高さの2倍~3倍、もしくは最低10m以上離す必要があります。さらに、雨量計の近くに物がある場合は、物に当たった雨が跳ね返ることで正確な雨量を測れない恐れがあるため、雨量計の周辺には何も物を置かないようにして下さい。屋上に設置する時は、建物の中央に置くことで、吹き返しの風によって正確に測れない恐れを避けましょう。

雨量計を設置する上で必要な知識

雨量計は、受水器となる漏斗状の物から雨量計内に通った雨水量を測ることで降雨量を測ることができる機械となっています。寒冷地などでは、入水器に電熱線や加熱油などのヒーターが備わっている機器を活用することで、雪に対しても計測が可能となります。雨量計は天気予報で活用することはもちろん、防災気象に対して高い効力を発揮しています。近年異常気象により、地域的なゲリラ豪雨や河川における氾濫、都市機能を麻痺させるほどの集中豪雨が発生しています。これらからの被害を事前に防いだり、最小限に被害を食い止めるために雨量計は役立っているのです。リアルタイムで監督することができる集中監視システムなどを採用している自宅も多くなっています。地域や公的機関からの防災情報では間に合わないことも多くなっているので、自衛する意味で設置している自宅が増えています。